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■DiCE
「サブドメインを取得」で説明の通り、インターネットの通信は内部的にTCP/IPアドレス(###.###.###.###)で行き先(PC)を識別しています。プロバイダから割り振られたIPアドレスが動的IPの場合はIPが変わる度にDDNSのIP情報を書き換えないとドメイン名とIPアドレスの不一致が発生し予定したPCに到達できません。定期的にそのIPを監視し変化があれば自動的にDDNSのIPを書き換えてくれるのがこのDiCEです。Cドライブにインストールしてください。
■DiCEの設定
DiCE DynamicDNS Cliantを起動すし環境設定を選択します。
私の設定です。
IPアドレス監視機能を下記の様に設定。
PINGを定期的に実行すると「未通信時にプロバイダから切断」される事を防げそうです。特に問題が無ければ「使用しない」で良いでしょう。
イベント−追加を選択。
ユーザー名とパスワードは家サーバーのログイン用のものを指定します。その他は画面の通りで良いでしょう。
「今すぐ実行」すると現在のIPアドレスを家サーバーに設定されます。普段はスタートアップに登録しタスクトレイに常駐させますので自動的にIPの更新が行われます。ただしドメイン名とIPの紐付け情報が世間に反映される時間は概ね5〜20分程度かかりますので直ぐにはアクセスできません。
最低ここまでの設定が終わると外からのアクセスが可能になっています。AN HTTPDを起動し会社や携帯から「http://sao.dip.jp」などと打って確認してください。空のindex.htmlが表示されるはずです。エラーであれば何かの設定が間違っている可能性がありますので要チェック。
★LAN内のPCやサーバー機自身からのアクセスには注意が必要です。
■タスクの代用にも使えるDiCE
定期的にあるプログラムを実行したい場合Windows標準のタスクを使いますがDiCEにも同様の機能があります。
上の例ですと10分毎にメモ帳が開きます(これは悪い例ですよ。自動で終了しないプログラムを定期的に実行すると画面がメモ帳だらけになっちゃいます)。
このように任意のコマンド実行やシャットダウン(強制終了、電源オフ、ログオフ、再起動)が定期的に実行できます。*私は強制再起動が欲しかった…
■DiCEは手動で起動させます。自動で起動させるには「スタートアップ」にショートカットを作成する必要があります。しかし私の環境では複数のプログラムを同時に起動させるとWindowsが不安定になりました。そこで時間差起動を採用し安定化に成功しました。
SAO「同じ自宅サーバー作ろうよ」計画! |