「同じ自宅サーバー作ろうよ」計画! Ver3.x
 
■レジストラにネームサーバーを登録■

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■NS(ネームサーバー)の登録(正確な表現ではないですがイメージで理解してください)

NSとは
ドメインに対応するIPアドレスやいろいろな情報を持っているサーバーを意味します。これらのNSを管理しているサービスには「固定IPを管理するNSを持ったDNS」と「動的IPを管理するNSを持ったDDNS」などがあります。
簡単に言ってNSとはドメインとIPアドレスを関連付けるサーバーなんです。あなたのドメインのIPは「○○のNSにあるよ」ってレジストラに対して登録する必要があります。
この登録情報が世界に繁栄されると…世界中の人が「http://ドメイン」でアクセスすると○○NSにアクセスし、IPを得て、めでたくあなたのPCに到達できる仕組みです。
これをレジストラにNSを登録(設定)すると言います。
VALUEでドメインを取得した場合(どこも同じと思います)自動的に自社管轄のDNS(DDNS)のNSが標準で設定されます。
好みによって無料のDNS(DDNS)サービス(ZoneEditEveryDNSMyDNSなど沢山あります)を利用しレジストラにNSを設定する方法もあります(当サイトがそうです)。

ここからはVALUEでの説明ではなくDNS(DDNS)のNSをレジストラに登録する方法と思ってください(VALUE内にはNSの設定画面があるって感じです)。
VALUEのようにレジストラによってはホームページ内にNSの登録画面があったり海外(英文)の専用登録画面に飛ばされたりします。


VALUEにログインしNS(ネームサーバー)を設定します。

下記は私が無料のDNS(DDNS)を利用した場合の例でVALUEのNSを利用する場合は何も変更する必要はありません。
この操作を「レジストラにネームサーバーを登録する」と言います。


このNS情報が世界に繁栄されるのに概ね3日程度要します。場合によっては1日〜1週間とまちまちです。ですから慌てないでジックリ待ちましょう。
固定IPの場合もここらの画面で登録できると思いますが私は動的IPなのでその登録画面(設定法)はわかりません。

さてNSの設定が済んだら早速動的IPの自動更新を行いましょう。NSの情報反映とは別なので即日にNSに対してIPを更新(設定)しても問題ありません。
VALUEのDNS(DDNS)を利用する場合のDice(IP更新ソフト)の設定例です。ホスト名には「*」を入れます。

複数のDNSサービスを登録した場合の考察(間違った解釈かもしれません

VALUEの設定例で
1 ns1.AAA.COM
2 ns2.AAA.COM
3 ns1.BBB.NET
4 ns2.BBB.NET
など、AAA.COMサービスとBBB.NETサービスなどと複数のサービスを設定した場合…

http://ドメインでアクセスすると、「ドメイン→IPアドレス」変換するために1番に設定してある「ns1.AAA.COM」にアクセスするわけではありません。
1〜4の内、反応の早いNSに「ドメイン→IPアドレス」変換を求めます(1、2、3、4はアクセスの順番ではないって事です)。
あなたのサーバーにアクセスする人の所在地は世界中にバラバラ、ログインしているプロバイダもバラバラです。すなわちアクセスする環境によって反応の早いNSは人それぞれなんです。

イメージ図(距離ではなく反応速度と考えてください)
Aさんは「1 ns1.AAA.COM」が、Bさんは「ns2.BBB.NET」が反応します(その時々よってBさんもns1.AAA.COMって事もあるわけです)。


さて、ここで動的IPが変化したのでDiCEが自動的にIPを更新しました。ところがネットワークの渋滞なのか「1 ns1.AAA.COM」へのIP更新が失敗しました。


Aさんがあなたのサイトを見たいのでアクセスしました。「1 ns1.AAA.COM」は「111.111.111.111」と教えてくれましたので「111.111.111.111」のPCにアクセスします。
ところが「111.111.111.111」のPCにはWEBサーバーが構築されていないのでブラウザの画面にはエラーが出ます。偶然WEBサーバーを構築されていたら予定していないサイトが表示されますね。
もちろんBさんは問題なくあなたのサイトを閲覧できています。

こんな具合に何かトラブルがあると見える人と見えない人が発生します。「私(管理者)から見えているから皆も見えているだろう」は間違いなんです。
良く考えてみましょう。上記の例では単純に言って世界の半分の人が見えないわけです。
私が見えているからって「世界の半分の人が見えない」事実を知らないで無策でいると一生「世界の半分の人が見えない」状態が続くかも知れませんよね。
複数のDNSサービス登録を紹介しているサイトが多くありますが、毎日DNSサービスに異常が無いかを確認できる立派な管理者ができる技であって私などには真似の出来ない芸当だと思います。
「保険代わりに複数のDNSサービスを登録している」方もいます。これは何か勘違いされてませんかね。
見えるときは皆も見えている。見えないときは皆も見えない→だから対策を講じられる。これが一番良いと思います。
ですから私はDNSサービスを1つに絞って設定すべきと考えています。いえ、素人は1つにすべきです。

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