「同じ自宅サーバー作ろうよ」計画! Ver3.x
 
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独自ドメインを運用するにあたりDNSまたはDDNSの利用が必要です。
ここではDNS(DDNS)の設定を公開します。

*DNSは固定IP用、DDNSは動的IP用です。
*以下の説明は両方に対応しています。
*DDNSはSOAを変更できるZoneEditを薦めます。

zoneedit.com

@ Free Sign Upをクリック

A 必要事項を記入しSign Up Nowをクリック

次画面が展開したかは失念。

B しばらくするとメールにてログインパスワードの連絡が来ます。

C 早速ログイン


D User Opetionを選択し、ログインのパスワードを自分の覚えやすいパスワードに変更しましょう。

*1日以内に変更しないとSign Upは無効となります。

E Add Zonesにて自分の独自ドメインを入力します。

F 自サバでメールサーバーを構築する(かも知れない)場合はMailForwardにて標準の設定を削除する必要があります。
MailForwardとは独自ドメイン宛てのメールをDestinationに設定されたメールアドレスに転送するサービスで、これを解除(削除)しないとZoneEditが自鯖のメールサーバーより先にメールを転送(転送後削除)しますのでメールサーバーを立てても意味がありません。
DeleteのチェックBOXにチェックを入れ「Delete Selected」を押してください。最終的に下記の画像になればOKです。

G MailServers(MX)にて左には自サバのメールサーバーアドレス。
   (普通はmail.itoigawa.comなどと書きますが、私は何も加工しないドメイン名のままにしました)
   RankとはMXの事で3rdを選択するのが無難でしょう(MX=10)
   *MXって何ですか??(笑)

H Aliases(CNAME=別名みたいなもの)の設定
私はアクセス時、wwwをつけなくてもアクセスできるようにしたかったのでwww〜でアクセスされた場合でも自サバに到達するようにwww.itoigawa.comをitoigawa.comのAliases(CNAME)にしました。
この場合、動的IPでのIP更新はitoigawa.comだけのzone更新で良く(設定例1)、デフォルトがWWW無しのitoigawa.comになり実はhttp://*.itoigawa.com(*は任意の英数)でアクセス可能になります(例:abc.itoigawa.com)。
www〜をそのままAレコードで残しておくとIP更新時はzoneとhostの2つの更新が必要になります設定例2)。wwwやmail、ftp.itoigawa.comなどとアクセスさせたい場合は個々のHOST名を登録する必要があると思います(やったことが無いので判りません)。

*Aliases登録時、本当に「www.itoigawa.comを消すのかい?」って聞かれた記憶あり。でもAliasesにするので「YES」を選択。

Diceの設定例1

注:新しいバージョンのDice設定例です。

*「ホスト名」には「*」を入れる


*「更新モード」は「ゾーン」を選択。標準で「ゾーン」になっています。

Diceの設定例2

設定例1に加え下記のHOST更新が必要になる場合があります。
*Diceのトップにはzoneeditの設定が2つ出来るわけですね。

*「説明」にはゾーン用と区別するような名前をつけます。
*「ホスト名」は「www」。
*ユーザー名、パスワードも設定例1と同様。


*「更新モード」は「ホスト」を選択。Wクリックで出てきます。

I 最終的には下図



*ns5.zoneedit.comとns7.zoneedit.comはレジストラのNS(ネームサーバー)に登録が必要です。


★DDNSの場合はチューニングしましょう。

以下ここのパクリです。

■SOAとは

ドメイン名のツリー構造は委任によってゾーンに分割され、分散管理されています。SOAレコードはこれらの分割されたゾーンそれぞれのオーソリティ情報が記されているレコードです。SOAはStart Of Authorityの略で、「権威の開始」という意味になります。

 BINDではゾーンファイルの先頭、デフォルトTTLの指定の後に書くことになっています。また、SOAは委任に関するオーソリティ情報を記すものであり、各ゾーンの委任されたドメイン名に関連付けられます。

 SOAレコードはゾーンファイルの中では、リスト1のように記述されます。

リスト1: SOA レコードの記述例
@ IN SOA  ns1.example.jp. postmaster.example.jp. (
        2003081901  ; Serial
        3600        ; Refresh 
        900        ; Retry
        604800     ; Expire
        3600      ; Negative cache TTL
        ) 

(注)ゾーンファイルの中では、「;」から右側はコメントとして扱われます。また、「( )」で囲まれた部分は継続行と見なされます。

リスト1のSOAレコードには赤字で示した以下の7つの情報が順に並んでいます。

 
名前:MNAME(ns1.example.jp.)
・ゾーンファイルの基となるデータを持つネームサーバの名前
・プライマリのネームサーバを指すこともある

 
名前:RNAME(postmaster.example.jp.)
・このドメインの管理者のメールアドレス
・ DNS のサーバがこのアドレスを使うことはないが、人がゾーンの管理者と連絡を取りたい際に使う
・メールアドレスをそのまま書くのではなく、「@」記号を「.」に置き換えて記載
・例えば、「postmaster@example.jp」が管理者のメールアドレスであれば、「postmaster.example.jp」と記載する

 
名前:SERIAL(2003081901)

・ゾーンファイルのバージョンを表す数字
・基本的には大きいほど新しいバージョン
・管理者が便利な形で記載すればよいが、ゾーンファイルの更新日から、YYYYMMDDnn という10けたの数字を使うことが多い

続く 3 つの情報は、セカンダリネームサーバがプライマリのネームサーバから入手したゾーン情報を、どう扱うかを指定するものです。各データはそれぞれ秒数で指定されています。

 
名前:REFRESH(3600)
・ゾーンの情報をリフレッシュするまでの時間
・セカンダリネームサーバはゾーン転送をした後、この時間がたつと、ゾーンの更新がされたかを問い合わせ、必要に応じて再度データを手に入れようとする

 
名前:RETRY(900)
・REFRESHでゾーン情報の更新ができなかった場合に、RETRYで指定された時間後に再度リフレッシュを試みる

 
名前:EXPIRE(604800)
・何らかの理由でゾーン情報のリフレッシュができない状態が続いた場合、セカンダリネームサーバが持っているデータをどれだけの時間利用してもよいかを示す

最後の数字はキャッシュサーバの挙動を制御するものです。

 
名前:MINIMUM(Negative cache TTL)(3600)
・ネガティブキャッシュとは、存在しないドメイン名であるという情報のキャッシュを意味する(ネガティブキャッシュの維持する時間)
・存在しないドメイン名をコンテンツサーバに問い合わせた場合、NXDOMAINというステータスで応答がある
・キャッシュサーバはほかの情報と同じように、この「存在しない」という情報を指定された時間保持している

■以上の文面を考慮するとDDNS使用時(特にIPがコロコロ変わる環境の場合)はSOAを最短にするのが良いと思われます。

ZoneEditにはSOAを変更する画面があります(以下、私の設定例です)。





参考として国内のDDNSのSOA(変更はできません)
□ieserver
refresh = 3600 (1H)
retry   = 900 (15M)
expire  = 604800 (1W)
minimum ttl = 60 (1M)
□MyDns.jp
refresh = 16384 (4h33m4s)
retry   = 2048 (34m8s)
expire  = 1048576 (1w5d3h16m16s)
minimum ttl = 2560 (42m40s)


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